今回は、将棋駒の手入れ方法についてご紹介します。

黄楊駒等の木製駒の場合の手入れ

まず、将棋駒を購入したら「榧(かや)オイル(*)」を吹きかけた布で磨きましょう。磨いた後は、乾拭きで綺麗に拭き取りましょう。乾拭き後は、しっかり乾燥させましょう。適度に行うと、将棋駒が、良い光沢を出してくれるようになります。

もし、「乾拭き」や「乾燥」が不十分だったり、油を付けすぎたりするとそこから将棋駒が腐敗する可能性もありますので危険です。

(*)

「榧(かや)オイル」に関しては、「椿油」や「びん付け油」等でも代用は可能ですので、広めに探しましょう。

サラダ油や、オリーブオイル等の食用油はお勧めできません。将棋駒の硬い木目を緩めることになってしまうためです。
私の知り合いに、「オリーブオイル」を将棋駒に使用して、将棋駒が台無しになった方もいらっしゃいます。

後は、大体年に一回くらいのペースですかね。都度「榧(かや)オイル」にて同じように磨くようにしましょう。そうすることで、将棋駒にツヤが出ますし、長らく使っていない将棋駒であれば、見た目や質感が蘇ると思います。

「榧(かや)オイル」自体は、有名な将棋盤の販売店さんなら絶対に置いてありますし、1000円くらいで購入することができますよ。

注意事項

・「水拭き」は絶対にNG行為になります。水分は、将棋駒の材質によっては、最も危険な物質になります。
・「彫埋駒」や「盛上駒」等の場合は、基本的に榧(かや)オイルはつけないようにしましょう。塗りが広がってしまって、字がぼやける可能性があるためです。

保管方法

温度が低くて、やや乾燥している所に保管しましょう。「やや乾燥」と言うのがポイントで、カラカラしすぎてても駄目ですし、湿気が強すぎるのは明らかに駄目になります。

プラスティック駒の場合

基本的には、手入れは不要になります。そういう意味では、手入れの手間だとか、オイルを購入しなくても済むので、非常に楽ですね。ただ、やはり長らくさしていると手の汗や脂身がついてきますので、明らかに手脂がついている駒に対しては、乾拭き等をするようにしましょう。