前回の記事では、将棋盤のこだわりポイント「駒音」と「指し味(打ち味)」について解説させていただきました。

将棋盤のこだわりのポイント ~その1~

今回の記事では、「見た目」と「芳香」について解説させて頂きます。

見た目


本榧(ほんかや)
油分が多く、淡黄色の色ツヤをしています。さすがは、最高級品といったところか、使い込むほどに光沢を放ち、長年使用しても色ツヤはさほど落ちません。

新榧(しんかや)
見た目は非常に綺麗です。指し味や、駒音等では難点がありましたが、見た目に関しては他のどの素材よりも上と言えるかもしれません。経年変化したとしても、艶が消えて、少し灰色っぽくなるだけで長く綺麗であり続けることができます。

ヒバ
黄色~黄白色の見た目で、木目が細かく見た目はかなり綺麗です。

桂(かつら)
最初は茶褐色で非常に綺麗です。しかし、使用していると年々アクが出るため黒ずんくるため、販売店さんで、削り直しか目盛りを直してもらいましょう。

また、見た目だけ見ても、なかなかプロでもどの素材が使われているかどうかすぐに判断することは難しかったりします。表面だけは立派な榧で、中は寄せ木と言ったものもあるようですからね。だからこそ、しっかりとした信用がおける販売店さんで購入するのが一番なのです。

芳香

やはり、将棋盤は、見た目や使用感だけでなく、素材ごとに色々な香りがするものです。

特に、「本榧(ほんかや)」に関しては、独特の芳香がします。
ネット上で色々と調べていると「バニラの香り」だとか「超微香」の香りがするとか色々かかれていたりしますが、なかなか表現は難しいですが、端的に言えば「アロマ系」の香りがします。

正直、年々芳香もしなくなってくるので厳しいところはあるかもしれませんが、部屋の一角においてアロマとして芳香を楽しむと言う使い方もできそうです。

ただし、同じ「榧」でも、中国産のものは、あまり芳香がしないようなので注意して下さい。逆に言えば、「国産」か「中国産」かを見た目で判断するのは難しいので、実際に芳香をかいでみて一つの判断材料にするのは良いかと思いますね。

芳香に関しては、個人的には「なぜ高いお金を出してまで将棋盤」を購入するのかという大きな理由の一つだと思っていますので、ぜひこだわって選んでみてくださいね。