前の記事では、「素材」や「厚さ」等将棋盤その物の「カタログスペック」的なお話をさせて頂いておりました。

ただ、将棋盤というのは、単純なブランド的な価値だけではなく、実際に、「指した際の駒音」だったり、「指し味」、「芳香」等、目には見えにくい、実際に使用した際のこだわりポイントがあるかと思いますので、それぞれ紹介していけたらと思います。

大きく将棋盤は、下記のこだわりポイントがあるかと思います。

・駒音
・指し味(打ち味)
・見た目
・芳香

駒音

将棋盤の駒音とは、実際に「駒を打った際に鳴る音」のことです。
将棋盤の厚みよりは、盤の「素材」に影響される部分が大きいです。

最高級の「本榧(ほんかや)」であれば、適度に盤が硬く「カンだったり、カキンだったり」するイメージの音になります。
「桂」等の素材も、比較的「本榧(ほんかや)」に近く硬い感じで、良いと言われていますね。

逆に、「新榧(しんかや)」だと、将棋盤が柔らかく音があまり響かず、駒を強く打ち付けても吸収されてしまうイメージです。「ポコっ」という感じですね。

一般的には、駒音を重視される方であれば値段が出せるのであれば「本榧(ほんかや)」コスパ重視であれば「桂」がお勧めですが、駒音が高くなると相手に失礼だと思う方等もおりますので、一概に響けば良いというわけでもないとは思います。

後は、使用している「駒」の素材にも影響してきますので、一概に「将棋盤」だけが影響すると言うわけでもございません。

指し味(打ち味)

指し味とは、実際に指したときに手に感じる感触のことです。「将棋盤の滑らかさ」だったりとか、「温度や湿度」だったりが影響するするイメージですね。

こちらも、「駒音」と同じく、将棋盤の「素材」が大きく影響してきます。

よって、硬い将棋盤である「本榧(ほんかや)」や、「桂」は硬い指し味で、湿気も少ないのであまり滑らず、一手、一手気持ちよく打てるので多くの方に好まれております。

逆に、「新榧(しんかや)」だと、木自体が柔らかかったり、若干湿気が強いので、指し味は少し下がりますので、もし「指し味」を重視される場合は、選定対象から外れるのではないかと思います。

また、「一枚物」か「ハギ盤」かも影響してきており、「一枚物」の方が、指し味は一般的に上がります。

今回は、将棋盤の「駒音」や「指し味」についてご紹介させていただきました。

やはり、上記指標に関しましては、「素材の硬さ」が影響してきますので、ここでも「本榧(ほんかや)」に軍配が上がりますね。
別途、「見た目」の部分だったり、「芳香」についても触れていきます。